ツマグロヒョウモン

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種はドクチョウ亜科に分類されてはいるが、毒を有さないヒョウモンチョウ族が下位の分類で、雌雄で外観が異なる性的二形が顕著な種である。翅表側は黄橙色の地に黒いヒョウモン柄を有し、オスはヒョウモン柄のみの外観だが、メスは前翅の翅頂部分が黒紫色(ツマグロ:和名の由来)でその脇の中央側を白色帯が横切り中央付近はは橙赤色の色味が増し艶やかな印象なのが特徴のヒョウモンチョウ族・ツマグロヒョウモン属の一種。(写真は本種のメス) メスは翅の模様を有毒なマダラチョウ亜科の”カバマダラ(The Plain Tiger、学名:Danaus chrysippus)“に擬態し外敵から身を守っている。幼虫はタチツボスミレ、アオイスミレ、ビオラ、パンジーなどのスミレ科植物を好み、これら植物が自生または植栽された平地から山地の草原、河川敷、緑地、公園などに生息する。 撮影:Oct.2016 @神奈川
上面から見た本種のオス。ヒョウモン柄の黒色斑点のみで”ツマグロ”ではない。 撮影:May2024 @東京
側面から見た本種のメス。 撮影:Oct.2016 @東京
側面から見た本種のオス。 撮影:May2018 @東京
本種メスの飛翔。 撮影:Oct.2016 @神奈川
本種オスの飛翔。 撮影:Aug.2021 @東京