クロコノマチョウ

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種の翅表側の地色は暗褐色で前翅に眼状斑紋を有し、翅裏側の地色は枯葉を思わせる地味な茶褐色~黒褐色で、葉脈のような筋模様や小さな斑点を有するのが特徴のコノマチョウ属の一種。雌雄の区別については、オスは全体的に黒味が強く、メスは赤褐色~茶褐色系であるのと、前翅の翅頂部の突起がメスはオスより張り出しが大きいことから区別される。(写真はオス) 夏型と秋冬型があり、夏型はより黒味が強く、秋冬型はより枯れ葉の様な色合いとなり翅の縁が尖る。幼虫はススキ、ジュズダマ、ヨシなどのイネ科植物を好み、平地から山地にかけてのこれら植物が自生する薄暗い雑木林やその林縁、林床などに生息する。 撮影:Nov.2021 @静岡
後翅が痛んでいるのは残念だが、前翅・翅頂部の形状から越冬した本種のメスと判断される。 撮影:Apr.2023 @埼玉