トンボエダシャク

ガ類 Heterocera
本種の翅は黒地に白色横帯を有し、黄色の細長い腹部の背側に黒色斑紋が規則正しく並ぶガ。体形がトンボに似ることが和名の由来である。雌雄は腹部形状で区別可能で、オスは細長く、メスは太めで短いことで区別できる。(写真はオス) 類似種に”ヒロオビトンボエダシャク“がいるが、本種より白色の横帯がやや広いことと、腹部背側の黒色斑紋の大きさや形状が不揃いなことから区別可能である。幼虫は腹脚(脚に似ている関節のない器官)の中央側が退化していることからいわゆる”シャクトリムシ”の形態をとり(“シャクガ”の名の由来)、ツルウメモドキやマユミなどのニシキギ科植物の葉を食する。平地から低山地の雑木林やその周辺などに生息する。 撮影:Jun.2025 @長野
腹部が太く短い本種のメス。 撮影:Jun.2025 @長野