スモモエダシャク

ガ類 Heterocera
本種は雌雄で外観に差があり、オスの地色は橙赤色で触角が櫛歯状、メスの地色は黄色で触角は糸状であり、翅には全体に細かいさざ波状の細い筋紋が入る個体や暗褐色に広く覆われる個体など変異が見られるガ。(写真は黄色の翅のメス) 幼虫は腹脚(脚に似ている関節のない器官)の中央側が退化していることからいわゆる”シャクトリムシ”の形態をとり(“シャクガ”の名の由来)、スモモ、サクラなどのバラ科に限らず、ブナ科、カバノキ科、ムクロジ科、マツ科等々幅広い科の植物の葉を食する広食性である。主に高原や山地の森林や林縁、緑地の周辺などに生息する。 撮影:Jun.2022 @長野
前翅、後翅の基部側と外縁側が広く暗褐色に覆われた本種のメス。 撮影:Aug.2009 @長野