オニアカハネムシ

アカハネムシ科 Pyrochroidae
本種は細長く平たい体形で、頭部、胸部は赤褐色、頭部後部と胸部側縁が黒っぽくなっており、頭部にはコブ状突起を有しこれをオニに見立てている。上翅は赤褐色で、有毒なベニボタルに擬態して天敵から身を守っている。雌雄の区別は頭部コブの形状の違い、オスの触角が櫛歯状なのに対し、メスは鋸歯状なので区別できる。(写真はオス) 本種自身は有毒物質を生成しないが、オスは”カンタリジン”という有毒物質を有する昆虫の死骸からこれを摂取して体内に蓄積し、これを自身の生存や繁殖に利用することが知られている。成虫は主に花粉や花蜜を食する。平地から山地の林内などに生息。 撮影:Jul.2019 @長野