Trogonoptera brookiana

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種は頭部の首回りが赤色で、翅は鮮やかな青味を帯びた緑色の三角斑が並び、翅脈の黒色が目立つ大型の美しいアゲハチョウで、本種はマレーシアの国蝶に指定されている。メスはオスに比べ緑の三角斑がやや地味で翅頂付近は白色紋を有する。(写真はメス) 幼虫は有毒なAristolochia acuminata、Aristolochia foveolataなどのウマノスズクサ科植物の葉や茎を食し、体内にアリストロキア酸という毒を蓄え天敵から身を守る。毒は成虫まで引き継がれ、卵やサナギの表皮にも含まれる。熱帯から亜熱帯域の低山地から山地にかけてのウマノスズクサ科植物が自生する熱帯雨林や古い二次林やその周辺などに生息する。 撮影:Jun.2015 @Kuala Lumpur, Malaysia