クモマベニヒカゲ

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種の翅表側の地色は濃褐色での外縁沿いに橙黄色の横帯があり、その内部には中心部に白色点がある黒色眼状紋が並ぶ。翅裏側は表側とほぼ同様だが後翅の外縁沿いには橙黄色の紋列に加え明瞭な白色帯が入る。また翅の縁毛は白色で目立つのが特徴であるベニヒカゲ属の一種。類似種に”ベニヒカゲ“がいるが、翅裏側の後翅に橙色の紋列は見られず淡褐色の帯が入ることから本種とは区別可能である。幼虫はイネ科ノガリヤス属、カヤツリグサ科スゲ属植物を好み、これら植物が自生する高山・亜高山帯の森林の林縁、稜線、沢沿い、草原などに生息する。 撮影:Aug.1988 @長野