ジャコウアゲハ

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種は黒色の地色で、後翅の外縁付近に赤~黄橙色の三日月型の斑紋を有し、胸部や腹部側面には鮮やかな赤色~橙赤色の帯(毒があるという警戒色)に黒色斑点が並ぶ大型のアゲハチョウ。オスの下腹部からは麝香(ジャコウ)のような甘い香りがするのが和名の由来。雌雄の区別は翅の色で、オスは深い黒色、メスは灰褐色で黒色の筋が目立つ。(写真はオス) 幼虫は有毒なウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)などの葉や茎を食し、体内にアリストロキア酸という毒を蓄え天敵から身を守る。毒は成虫まで引き継がれ、卵やサナギの表皮にも含まれる。平地から低山地のウマノスズクサ科植物が自生する森林周辺、緑地、河川敷などに生息する。 撮影:May2016 @東京
幼虫の食草であるウマノスズクサに産卵中の本種のメス。 撮影:May2019 @東京
飛翔する本種のメス。 撮影:May2019 @東京