エルタテハ

アゲハチョウ上科 Papilionoidea
本種は翅の外形がノコギリ状になっており、翅表側は鮮やかな橙褐色の地に黒色及び白色斑点が並び、翅裏側は樹皮や枯葉に擬態したような地味な褐色を基調として、後翅の中央付近に白色のL字型紋(和名のエルタテハの由来)を有するのが特徴のタテハチョウ属の一種。雌雄の区別は翅裏側の色合いの違いで、オスは褐色に加え灰褐色が目立つが、メスは全体的に暗褐色である。幼虫は主にハルニレ、オヒョウなどのニレ科、シラカンバ、ダケカンバなどのカバノキ科植物を好み、平地から山地にかけての、特に本州では標高1,000m以上の山間部・落葉広葉樹林などに生息する。 撮影:Aug.1984 @長野
側面から見た本種のオス。翅裏の白色L字型紋が確認できる。 撮影:Aug.2009 @長野